前世退行で恋愛において繰り返してしまうパターンの原因を理解
30代女性
私は恋愛において、いつも結婚を考えているのですが、その一歩手前で結婚までいたらないということを繰り返しています。
この原因は何なのか。もしかしたら前世にあるのではないか?と前世退行をお願いすることにしました。
前世に退行してみると、昔の日本。
私は6歳くらいの女の子で、汚い着物を着て道に立っています。
とっても悲しい気持ちです。お母さんが家を出て行ってしまったのです。
お父さんはお酒を飲んでは怒っています。お母さんもいなくなってしまって、私はお父さんと二人。
お父さんがお酒を飲みだすと、怖くて怖くて必死で隠れていました。
時を進め、今度は18歳くらいの私。好きな人ができて、その人と一緒になりたいと思っています。
でもお父さんが怖くて怖くてなかなか言い出せない。
やっとお父さんに言うと、お父さんは「お前がいなくなったら自分の面倒は誰が見るんだ!?」と怒っている。怖い。
結局その人と一緒になることをあきらめて、お父さんと暮らし続けることに。
まったく幸せではありませんでした。
時が過ぎ、お父さんが死んだときに、「自分はいったい何のために生きてきたんだろう。。。」と虚しくなりました。
どうしようもない虚しさです。でも死ぬこともできず、お寺に入り尼僧として一生を終えました。
魂となってこの人生を振り返ると、自分の人生を生きなかったことに対する激しい後悔。
あの時、好きな人と一緒になると決意することもできたはずなのに、恐れに負けてしまった。
「自分の人生を生きる。自分の責任において選択すること。他人を満足させるためではなくて、自分のために選択し生きていくこと。」
それが今の人生を生きる、今生の私への過去世からのメッセージでした。
そして、なんとその時代のお父さんは、今の人生での父親その人だったのです。
この前世退行を終えてから、さまざまな気付きがありました。
まず、今までどんな人を好きになって結婚を考えたとしても、「父が賛成するはずがない。絶対に反対する。」とずっと思ってきたことに気づきました。
そして「結婚しよう!」と決意して進むよりも、いつもいつも結婚できない理由をわざわざ探していました。
自分ではまったく無意識のうちに!
そのことがこの前世退行のあとで、はっきり分かりました。
この前世を体験しなかったら今でも分からなかったことだと思います。
今も結婚を考えている相手がいるのですが、またまたあやうくこの罠にはまってしまうところでした。
今度はどんなに恐れに足を引っ張られようと、父のためではなく自分自身のために一番良い選択をできるようにがんばります。
まだまだ恐れが顔を出すことはありますが、「ここで負けたらまたあの虚しい前世と同じになってしまう」と思うとがんばることができます。
セラピスト・山田真由美より
かなりハッキリした前世が出てきましたね。
これは自分の問題にしっかり焦点が当たっていたからだと思います。
自分の問題が何なのかにはっきり気付いていないまま前世に帰っても、なんだか曖昧な結果に終わることもありますから。
ヒーリングなどで自分の問題点がハッキリして、前世退行を受けるのにちょうどいい時だったのでしょう。
この前世退行によって、ご自分でも理由の分からない大きな恐怖の原因が分かり、納得し、その時の感情を再体験することで、手放すことができ良かったですね。
人生は選択の連続です。
ご自分のとって最適の選択をされて人生を楽しく歩まれていくことを祈っています。