ヒプノ・セラピー
前世や幼児期に退行し、問題の根本原因を解消。
ヒプノ・セラピーとは、「退行催眠療法」のこと。
耳慣れない言葉ですけれど、アメリカのブライアン・ワイス博士の『前世療法』という本で一躍有名になりましたよね。(前世という言葉も今ではずいぶん一般的に使われるようになりました。)
ヒプノの語源はヒプノシス=「催眠」と言う意味です。ヒプノ・セラピーでは、この催眠状態を通じて、潜在意識に直接働きかけていきます。それによって、心の問題・健康の問題・悩み事などの根本原因を、普段は意識することのない潜在意識の中から探り出すのです。
人は誰でも一日に何度もそれとは気づかず催眠状態へ入っています。たとえば眠りに入る直前、あるいは朝起きてボーっとしているときなど。なんとなく周りの音も聞こえては来るけれど、意識もちゃんとあるのだけれども、なんだか反応するのは面倒で気持ち良いような…、そんな状態が催眠状態です。そして意識せずに入る催眠状態を「自然催眠」と呼びます。
それに対してヒプノ・セラピーでは、セラピストが誘導してイメージで体をリラックスさせ、人工的に自然催眠と同じような状態にもっていきます。これが「人工催眠」です。
でも、これはクライアントの協力があってできること。目を閉じてもらい、セラピストの声に耳を傾け、その言葉通りにイメージを思い浮かべてもらう…そういった協力があってこそ。ですから、クライアントが望まない場合は催眠状態へは入れません。
「催眠時に思うままに操られたりするのではないか」という不安もお聞きしますが、ヒプノ・セラピーでは、クライアントは催眠下でもはっきりした意識を持ち続けます。テレビなどで見る催眠術とは違い、セラピストに思うがままに操られるということは絶対にありません。ですので、安心してセッションを受けていただくことができます。
ヒプノセラピーが有効な場合
ヒプノ・セラピーは様々な問題に効果的に働きます。
たとえば以下のような場合に有効です。
- 恋の悩み、恋愛における心の不安を緩和
- 人間関係がうまくいかない
- なぜか同じような失敗・パターンを繰り返してしまう
- 結婚したいのになかなか結婚にまで至らない。あるいは結婚が見えてくるとなぜか先に進めないなど
- 男性・女性とうまくコミュニケーションできない
- 父親・母親・兄弟などが嫌い、どうしても許せないなど
- 人前で過度に緊張する、あがってしまう
- 周囲に対していつも怒りの気持ちがある
- 自分自身が嫌い・許せない、いつも罪悪感を持っている
- 神経質過ぎる自分に悩んでいる
- 将来にとても不安を感じる、常に不安感がある
- 体調不良
病気の心的原因を探る
(医療に代わるものではありません。あくまでも医師の指示に従ってください) - どうしても食べ過ぎてしまう。
あるいは食べることに罪悪感がある …など